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後ろ歩きで治る?
実は、O脚は歩くだけでも矯正することができます。
その方法が、「後ろ歩き」です!
歩くだけなら、お金も、準備も要りません。
- 後ろ歩きが、なぜO脚に効果があるのか?
- 本当に効果のある、正しい後ろ歩きのやり方は?
といった点を、お伝えしていきます。
後ろ歩きでO脚が治る理由とは?
なぜ、後ろ歩きだけでO脚が矯正できるのか、
不思議に思うことでしょう。
それは、後ろ歩きによって、
正しく歩くときに使う筋肉が刺激され、
楽で自然な歩き方になり、
骨盤の歪みが矯正されていくからです。
後ろ歩きで刺激される筋肉とは、主に以下の2つです。
- 内転筋(内ももの筋肉)
- 大臀筋(お尻の筋肉)
これらの筋肉は、骨盤へとつながって、
骨盤を支えている主な筋肉です。
後ろ歩きで大殿筋と内転筋が鍛えられると、
骨盤を正しい位置に支えるための筋肉のバランスが、
正常に保てるようになります。
また、後ろ歩きで普段使っていない筋肉が刺激されると、
骨盤を支える下半身の左右・前後・上下の筋肉が、
偏りなく鍛えられ、バランスが取れてきます。
土台となる下半身のバランスが取れると、
それに伴い、骨盤を取り巻く体幹(胴体)の筋肉にも、
バランス良く刺激が与えられます。
下半身には全身の筋肉の7割が集中しているので、
骨盤を支える筋肉をバランス良く鍛えるには、
後ろ歩きが効率的なのです。
O脚の人は、骨盤が左右に広がって、
脚の付け根が離れている状態です。
そのせいでバランスの悪い歩き方になり、
筋肉の使い方が偏って、骨盤が歪む・・・
という、悪循環になっています。
後ろ歩きで、下半身をバランス良く鍛え、
骨盤を自然な閉じた状態に戻すことで、
脚の付け根からまっすぐになります。
軽度のO脚であれば、わざわざ整体に行かなくても、
普段の歩き方に気を付けるだけで、
正しい脚の形へと自然に矯正することができます。
後ろ歩きの正しいやり方は?
後ろ歩きを、ただ漫然とやってみたり、
間違った歩き方をしていると、効果は薄いです。
正しい後ろ歩きをするには、
以下のポイントを意識してください!
姿勢をまっすぐにする。
片足を後ろに引くときは、進行方向に対しまっすぐに引く。
(かかとを進行方向にまっすぐ向けるイメージ)
つま先で着地してから、かかとをつける。
以上に気を付けながら、
まず1日8歩を、約10秒間に歩くペースで、
挑戦してみてください。
時間と歩くスペースが許せば、
10分間続けると、なお効果的です。
後ろ歩きの注意点
後ろ歩きを実践するうえで、2つ注意点があります。
長年定着した悪い歩き方の癖は、
短期間で治るものではありません。
後ろ歩きをすぐにやめてしまうと、
また、元のバランスの悪い歩き方に戻ってしまいます。
毎日でなくとも、2〜3日に1度でいいので、
定期的に後ろ歩きを実践して、
正しい歩き方(筋肉の使い方)を思い出しましょう。
後ろ歩きをしている間は、
進行方向を目で確認することができず、
不注意に歩いていると事故や怪我の危険があります。
人や物にぶつからないか、足元は危なくないか、
ときどき進行方向を振り返って確認しながら、
後ろ歩きをしましょう。